今回は前回予告どおり、大脳皮質のタッピングについてです。
ボディートークには、いろいろなテクニックがあって、その多くはタッピングを使ったものなんですが、この大脳皮質テクニックはその最も基本となるタッピングです。ファーストエイドのファーストステップ(←紛らわしいアゲイン)でもあるわけですが、単独でもよくボディートークの施術中には出てきます。実際の施術では、頭に手を当ててタッピングしてないことも多いので、受ける人は出てきているとは知らないこともあり得ますが。(そのへんは、カラダが「そこタッピングして」と言ってきたらもちろんやりますが、そうでなければ特にやらないことも多いという仕組みになっております)
そして最も基本だし、すごく重要だし、簡単にできるので、このテクニックだけはボディートークのセミナーを受けない方にも広く公開しています。ボディートークジャパンのHP内にそのやり方が動画で出ていますので、こちらをご覧くださいね。こちらのページの2つめの動画です。 【大脳皮質のテクニック】
やり方おわかりいただけましたでしょうか。
これは人にやってあげる、やってもらうというやり方ですので、ご家族お友達同士でお互いにやり合えるといいですね。緊急事態だけじゃなくて、普段から、ちょっと気になったときでも一息つきたいときでもやっていいんですよ。毎朝やるとかね。お好みで。
しかし、だれかとやり合うのは難しいな、という場合も多いですよね。そんな場合は自分でやります。
特に緊急事態、いつもそばに大脳皮質タップをできる人がいるとは限りません。(いや、たいていいないよね?)
自分でやるやり方は……自分で片手を頭に当てて、もう片方の手で頭と胸、そしてこの動画には出ていなかったけど、お腹にもタッピングします。(注:お腹タップは最近加わったやり方なので、動画ではやっていないのです)最後の両手を両サイドに手を当てるときは、一端両手を当ててから片方の手を放して、その手で頭・胸・お腹をタップします。次に手を入れ替えて、またタップします。
文章だけじゃわかりにくいですかね。セッションを受けられる方には自分でやるやり方も直接お教えしますね。もし私が忘れていたら声かけてくださいね。大脳皮質のタップはたくさんの人に知って役立ててもらいたいので。
今回は基本編でした。次回は「今ここにある危機編」をお届けしたいと思います。