かわいいカラダ

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ボディートークを始めてまだ間もない頃のことです。基礎セミナーを受けた後、たくさんの方のご好意でモニターセッションをさせていただきました。
そんなある時、セッションをしていると「副腎」が出てきました。副腎というのはよく「腎臓の上の三角帽子」と言われたりする腎臓の上に乗っかっている臓器ですよね。それは知っていました。そう(ここ強調しておきたいけど^^;)知ってはいたんです。

ボディートークでは臓器等が出てきたとき、さらにその臓器内の場所を細かく特定するようにカラダから求められるときがあります。そのときもそうなりました。腎臓も副腎も右、左、両側にありますよね。それで、まずは右か左かを訊きます。すると、左右は特定せず両側だとなりました。両方の副腎、でも場所は副腎全体でなく、さらに細かく特定するってことです。
そうなったら細かく探っていくしかありません。まずは上半分か下半分かを訊いてみました。すると、「上半分」という答え。しかし、上半分全体でなくさらに特定しろというカラダからの指示です。じゃあ、「上半分のさらに上半分?」すると答えはYesです。そしてさらに細かくという再度の指示。じゃあ、「上半分の上半分のさらに上半分?」すると答えはまたもやYes。そしてさらに細かくという指示。
それが繰り返しで、どんどんどんどん上半分になっていく~。微分か!

というあたりでさすがに変だぞっと思いました。もしも左だけ、右だけなら、たとえばそこになにか異常があってものすごく細かい特定の場所を示されるってこともあるかもしれませんが、両方とも揃ってそんな細かい場所に導かれるなんて、なんか変。副腎の上の方に何か特定の器官かなにかがあったっけ?
それで私のお助けツールの一つ『からだの地図帳』を開きました。副腎の載っているページ、そこにはいったい何かあるのかな?

そして副腎と腎臓の絵を見てびっくり!
なんとそのとき、私が頭の中で思い浮かべていたのは、「副腎」ではなく「腎臓」の方だったんです!副腎とメモにも書いておきながら、そして「ふくじん」と言葉では思いながら、頭の中のイメージ画像は、そら豆の形した腎臓だったのです。
それでカラダは、「そこじゃないよ、もっと上だよ、上~」とずっと言っていたんですね。ずっと、ひたすら。

か、かわいい~~

そうだよね、副腎は腎臓の上にあるお帽子(思わず「お」を付けちゃう)だよね~。ごめん、間違えて。

カラダは私の頭の中のイメージ映像まで知っているんです。賢い!
そして真っ直ぐにひたすら「もっと上、もっと上」って伝えてきてくれていて、その一途さ、一生懸命な感じは、ほんと可愛くて、愛さずにはいられません。まるで小さな赤ちゃんや子供のような純粋さを感じるんです。

そして、この純粋なカラダの声を想うときなぜか、私はクリスチャンでもなんでもないのですが、「神の国に入るのは幼な子のようでなくてはならない」というような聖書の言葉(がありましたよね?)が思い浮かぶんです。

カラダは小さな赤ちゃんのように可愛くて、同時に神のように神聖、そして賢さを合わせ持っているんですね。それをボディートークではインネイト・ウィズダム(天性の知恵)と呼びます。
空十色のHPでは、こそっと「カラダ(=内なる叡智)」などとどこぞに書かせていただきましたが。

そんなかわいくて賢いカラダの声を聴きながら、教えてもらったことや体験したこと、知ったこと、そしてわからないことなどを、これから少しずつ書いていきたいと思います。
この世界は広くて、わからないことばかりですが、それが面白いところですよね。
たぶん探索記になると思います。(なったらいいな)
どうぞよろしくお願いします。

 

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