ボディートークとインテグレートヒーリング① 心と身体編

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空十色ではボディートークとインテグレートヒーリング(以下、IH)を提供しているわけですが、今回はこの2つの違いについて私の思うところを書いてみたいと思います。

同時にHP内の「ボディートークとは」「インテグレートヒーリングとは」のページではごく簡単にしか説明できていないので、それぞれの補足的な説明として参考になればと思っています。

トップページには、「どちらもホリスティック(包括的)な観点から人を捉えます。カラダの反応から様々な情報を得ます。そして、誰もが持っている自然治癒力によって変容をうながすのです。」などといかにも「この2つは似ている手法なんだよ~」というように書いてあるのですが、これは共通点は何かなあという視点で考えて書いたのでして、あくまで私個人の捉え方ですけど、ボディートークとIHは実は、いくつものポイントで正反対といってもいいほど違いがあるなと感じています。

正反対というかですね、こっちが女性ならこっちは男性、っていう感じの大きな違いがあるんですね。人間という点では同じ人間なんだけど、かな~り違うよ。(で、どっちが女性でどっちが男性なんでしょーね? すぐわかるね^^)

私はこれまでこの2つの手法についてはほぼすべてのクラス(←全部じゃないってことですが^^;)を学んできました。両方の手法にそれぞれ感銘を受けました。が、それと同時に、両方をやっていく上で、自然とボディートークにしろIHにしろ、お互いの手法の目線からも見るということになりました。

両方とも信頼しているんですよ。でも2つやっているとね、双方に対して微妙に一歩引いた目でみてしまう、ような気がしないでもないような……まあ、そんな中で感じているあれこれを書きたいと思います。

まず、たぶんこれはそれぞれの創始者の背景も関係していると思うのですが、私のなかで目安として大きく区分けされているのが、心ならIH、身体ならボディートークということです。(あくまでも私のなかでは、です)

 

IHは創始者はマチルダという南アフリカ出身の女性で、心理の専門家です。

対してボディートークは、ジョン・ヴェルトハイム氏というオーストラリア出身の男性、カイロプラクティックの専門家です。

IHは、最初のセミナーでは主に心理、精神、エネルギー面のプロトコール(←主な修正内容のことです)から学び始めます。エネルギーシステム、偏桃体、記憶の部屋、エネルギーコード、インナーチャイルド、自己破壊プログラム、魂の統合、不要な誓いの解除等です。他に「青写真」という身体の不調に対応するプロトコールもありますが、圧倒的に最初は心の問題を扱うものが多いのです。

そして次に進むとボディーのコースがあってDNA、怪我、医療移植、ストレス反応、甲状腺等、ようやく身体の症状について学びます。(また、マインドのコースというのもあって、これはマチルダの経歴を生かしたNLPの流れを汲んだ内容になっています)

対してボディートークですが、基礎セミナーで学ぶものは、もちろんチャクラ等のエネルギーや処理されていない記憶やイメージなども含まれているのですが、身体の部分について、内臓・内分泌・そのほかの身体の部分やシステム(心臓血管系とかリンパ系とか)細胞修復、循環神経伝達、筋―骨格系(これはカイロプラクティックからの流れを感じさせるところ)等々、それはもうごっちゃりと身体の機能についての調整について学びます。

そして上級に進んで初めて、「意識」やいわゆるスピリチュアル的な内容、(第8チャクラと呼んでいる過去生や家系の影響、惑星や占星術でのハウス)や五行、身体の部分に宿る感情等々、精神、エネルギー的要因を扱うようになるのです。

 

つまり大まかにいうと、IHは心から始まって、上級にいくと身体を、ボディートークは身体中心から始まって上級で心をという流れになっているのです。

始まりの立ち位置が逆なので、進み方も真逆なのですね。

 

私はもともとIHをやっていて、ボディートークはあるときふと「そうだ、ボディートークをやってみよう」と思って始めたわけですが、その奥にはやはり、身体のことを扱うのはいまいち自信がないなという思いがあったと思います。

マチルダも、「身体のことはニック(マチルダの夫・故人)に聞いてね、私は心の方だから」とチャーミングな笑顔で言っていたし……

IHで身体症状が奇跡的に良くなるってことは聞いてはいたけど、自分でやったセッションでは顕著な実績がなかったんですよね。

というところで、次に続きます。

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