ボディートークは意識しか使わないのに身体にも効く をホメオパシーから理解 後編

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前回からの続きです。

ホメオパシーのレメディーはポテンシーが高いものほど、よりより精神的な部分、深い部分にも効くといわれています。

なので、ホメオパスがレメディを処方する場合には、どんなレメディを処方するのか、(レメディの種類は基本のものでも100種類以上、トータルでは数千種類以上あると思います←あくまで適当な推測です)と共に、そのレメディーをどのくらいのポテンシーで処方するのかも重要なポイントになります。

 

ちなみにですが、空十色ではホメオパシーのレメディはインテグレートヒーリング(IH)の修正リストには入れていません。ホメオパシーのレメディはたしかに効くとは思うのですが、時として好転反応が強く出るという話も聞きますし、私がホメオパスの資格を持っているわけでもないので、空十色のセッションでレメディをお出しすることはありません。

 

話を戻して、ホメオパシーの「薄めれば薄めるほど、より精神的な部分に効く」についてですが、これは物質と精神の関係を、観念としてではなく実践的に現わしているのではないでしょうか

まあ、ホメオパシーが効くかどうか、そしてその際にポテンシーの違いがどう関係しているか、というそもそも論になってしまえば、ほかの代替療法やセラピー等と同じで意見はさまざまだと思います。でもホメオパシーというそれなりに歴史もあり、世界的にも広く認められている療法ですから、その考え方の根拠としては当然それなりの実績があると思います。

物質を限りなく薄めると――ホメオパシーの高いポテンシーのものは天文学的な薄さに希釈されていて、実際には元の物質はゼロに限りなく近いといわれています――それが肉体だけでなく、精神的な部分からの改善に有効、ということがホメオパシーの歴史の中でたくさんの査証があるということですよね。

 

一方、ボディートークでは、物質(粒子)が細分化されたときに広がる世界について、量子物理学の理論で説明しています。物質が薄く細かくなったとき、そこには可能性と蓋然性の空間しか存在しない、粒子とは概念に過ぎない、と。

概念に近くなるということ、それはすなわち物質が薄くなるということですし、物質が薄いということは概念に近いということなのです。

そのボディートークがセッションしている概念レベルのことを、ボディートークではスプラメンタルのレベルであるといっています。物質すなわちフィジカル(肉体)から順番にバイタル、メンタルのレベルを経て、スプラメンタル(直感、高次のレベル)へ、その過程はより高いレベルになっていく段階と捉えられています。

 

この高いスプラメンタルレベルでセッションすることによって、効果は、それよりも下のレベル、つまりメンタル、バイタル、フィジカルにトップダウン式に滴るというわけです。

ボディートークが身体に直接触れるわけでもなく効果があるというのは、物質が薄いレベルでセッションしているからこそなのです。

こういう話を理論だけで聞いても、実際にはどうなのかなあと首をひねってしまうこともあると思います。ですが、私はそれまでのホメオパシーでの体験や聞いた話といつの間にか結びつけて理解し、わりとすんなりと受け入れたようです。ホメオパシーの経験がなければ、意識が身体に作用するということを受け入れるのは、難しかったかもしれません。

 

インテグレートヒーリング(IH)だけをやっていたときは、こちらにも書きましたが、まだそれが身体の症状にも効果があるとは自信をもって言えませんでした。IHも高いレベルでのセッションではあると感じていましたが、効果があるのは精神的、スピリチュアルレベルでのことと自分で制限をかけていたのです

そのころ、IHとホメオパシーを結びつけて考えることはなかった気がします。そして、今でもIHのことを思うとき、ホメオパシーはまったく思い浮かばないのです

ボディートークとIH、こんなところでもその性格は相違しているのですね。
(そういえば以前に、ボディートークの大脳皮質タッピングによる効果がホメオパシーのアコナイトの作用と似ているとこちらの記事でも書きましたね。ボディートークはなぜか、私にとっては、ホメオパシーを思い起こさせるものがあるみたいです)

 

2回に渡ってわかりにくい説明にお付き合いくださったみなさま、ありがとうございました。

 

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